ブログの存在を

ねたろう

2009年06月23日 01:45


 忘れていた今日この頃。
 ようやく某氏に薦められていた森博嗣の『四季』を読み始める。まだ『冬』を読み終わっていない状態ですが、印象としては『スカイ・クロラ』シリーズに通ずるモチーフが多々見受けられます。キーワード的に並べてみると、自由(≒空、子供の世界)、鈍重(≒地、大人の世界)、人格転写、世界に二人だけetc。色々と符合が見られるので、作品背景は同根と考えて間違いないでしょう。『スカイ・クロラ』の問題が別作品で相対化されたのは私的に面白い。そして、森博嗣がこのテーマに複数作品費やすほどの拘りを持っていることが判明したのだった。

 『すべてがFになる』すら読んでない私ですが。

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