2007年12月24日

聖夜の日


 ふぅ、休憩休憩(分かる人だけ分かればよい)。

 くりすます・いヴですね。一年に一回限りですね。
 クリスマス絵なんて気の利いたものはありません。捻くれてるので。根本から性格が間違ってるんで。「せいかく」って打ったら、第一に「精確」って出てくるくらい間違ってるので。その代わり、新年一発目にはネタ絵を上げるかも知れない。予定は未定ですが。至高なる名言。

 その、なんだ、絵茶をやっていたわけだよ。


 主催者の美奈神秀氏をはじめ、当代きってのエンターテイナーであるcase_K氏、あの可児規格で有名な可児歳蔵氏に、小生ねたろうを加えた総勢4名の豪華パーティで、イヴ前夜を華々しく彩った『絵茶atみなぼんin2007-3rd』。長い。この催しでは恒例の合作大会というものがあるのですが、今回は特別に美奈神氏作『まじゃもん』こと『魔王じゃないもん!』の作中に登場する仮想のエロg……魔女っ子シュミレーションゲームをモチーフにして、同作品のキャラクターデザインをしてみましょうという流れになりまして。その結果が下図のように表わされるわけである。

_K氏「パレットが左右逆!」

 誰が誰を描いたかなんて、知らない方が乙なもの。

 魔女っ子シュミレーション『ぱれっち☆ウィッチ』。
 2008年4月1日に妹式会社エピソードより発売予定だとか。主題歌はあのカゲヤマヒロノーブ氏が手がけてくれないとかくれないとか。初回限定Sエディションを予約すると、可児歳蔵先生書下ろしによる本編を忠実に再現した官……小説本と、case_K先生が絵コンテと作画監督を兼ねたフルアニメーションOPのノンテロップ版が漏れなく付属されるぞ。ということで、ここでは発売に先んじてゲーム内容にアプローチを試みてみませう。

-イントロダクション-

 來麻是音(らいま ぜおん)は地元の私立校に通う、別にお絵描きが好きでもない小学5年生。今日も好物のタコワサをせしめるべく、自宅の冷蔵庫を物色していたところ、うっかり冷凍庫にまで手が伸びてしまい、封魔の魔導器『七光宝板(ズィーベンリヒトパレッテ)』の冷凍保存を解いてしまう。解凍とともに封印されていた『邪なる黒』も浮世に放たれたが、そんなことより常温に晒されたことで溶けた絵の具が床に染み出して、親に怒られることを危惧した是音は、手近にあったテルテル坊主で当該犯行の痕跡抹消を試みる。しかし、絵の具を吸収したテルテル坊主はたちまち自らの意志を持つかのように自律行動を開始、自身が「『七光宝板』のインターフェイス」として機能していることを告げ、是音に『邪なる黒』の存在とそれによる世界終焉の可能性を語り聞かせる。世界を救うには「魔法塗装」を施しうる7人の少女を結集し、これをもって『邪なる黒』の再封印を成し遂げなければならない――こうして是音の何時果てるとも知れぬ魔法譚が幕を開いた。

-キャラクター紹介-

○來麻是音【らいま・ぜおん】(画面前面、銀髪の女児)
 本作のヒロイン。『邪なる黒』の再封印をそこはかとなく宿命づけられてしまった少女。どうやら來麻家は古くから退魔の一族として日本を影から支えてきた……というわけでは全然なく、どうして封魔の魔導器『七光宝板』が同家に所有されていたかは面白いくらいに判然としない。
 『七光宝板』を目覚めさせたことで正統な所有者として勝手に認められてしまったらしく、普段はそのパレット型の魔導器を体内に宿らせている。発動と同時に両手両アホ毛に合計4本の絵筆を握り、「魔法塗装」を施す仕手としての能力を授けられる。この「魔法塗装」が肉体的精神的科学的呪術的に有効な計7人の少女を探し出すことが、そのまま世界の救済へとつながるというのだが、本人は基本的に乗り気ではない。
 百合を偽り、それに興じられる程度に豊かな心を持つ小学5年生。冥王癖がある。

○パレパレ坊主【ぱれぱれ・ぼうず】(画面左下、文字通りのマスコット)
 『七光宝板(ズィーベンリヒトパレッテ)』の絵の具がテルテル坊主に染み込むことで、同魔道器のインターフェイスとして活躍することになった本作のマスコット的キャラ。言語入力は基本的にドイツ語だが、日本語へのエンコードも可能であり、小学生レベルの単語を選別して難解な事柄をも説明できるという、とても優秀なデバイスである。
 得意技はムーンウォーク。

○明神火弥呼【みょうじん・ひみこ】(画面奥左端、巫女服の女児)
 明神神社の巫女。明神家こそ退魔の一族として日本を呪術的に守護してきた一族の末裔であり、その日本刀を用いた近接魔術戦法は強力無比の力を秘めていると噂されるところでは噂される。
 「魔法塗装」によって発現される霊気の色は「赤」。「邪」を焼き払う発火の能力を得る。
 スリの名手。

○「杏ちゃん」【あんず・ちゃん】(画面奥左より二番目、幼稚園児)
 自称「杏ちゃん」。幼稚園児のようだが年齢不詳。親の顔が見てみたい謎の放流園児。
 「魔法塗装」によって発現される霊気は「橙」。「邪」の行動を1ターン封じる大音声(泣)の能力を得る。
 たすき掛けの園児カバンには、いつも500円分のお菓子が入っている。

○天内鶉【あまない・うずら】(画面奥左より三番目、体操服の女児)
 天真爛漫たるスポーツ少女……なのかも知れない。
 「魔法塗装」によって発現される霊気は「黄」。己の魂を解放する大音声(笑)の能力を得る。
 陽モードと陰モードがあり、白かったり黒かったりする。

○緑園稔【りょくえん・とし】(画面奥中央、眼鏡娘)
 某所に住居を構えて独り暮らしを送っていた読書家。
 「魔法塗装」によって発現される霊気は「緑」。「邪」の思考を読み取る潜脳の能力を得る。
 髪の毛から草いきれがする。

○北条院青子【ほうじょういん・あおこ】(画面右より3番目、長髪セーラーの女児)
 古代文明の発掘に余念がない大企業の一人娘。典型的な悪徳企業。
 「魔法塗装」によって発現される霊気は「青」。雅なオーラを発散する品格の能力を得る。
 典型的なお嬢様。ろくな能力が行使できないのは、アホ毛が一本だからに違いない。

○AI【あ・い】(画面奥右より2番目)
 超古代文明の粋を集めて生成されたとされる人造人間。用途不明
 「魔法塗装」によって発現される霊気は「藍」。アイデンティティを主張する程度の能力を得る。
 青子とはアホ毛でハートをつくれる仲。

○井戸村咲【いどむら・さき】(画面奥右より3番目、)
 考古学の権威源家に仕えていたが、北条院家によって主人を謀殺されて暇に甘んじることになった悲劇のメイドさん。
 「魔法塗装」によって発現される霊気は「紫」。どこからでも身体の一部を咲かせることができ(ry
 最終回まで開眼できない宿命を背負っている。

-いきなり次回予告-

 ○作品宣伝用CMその①

 ハイ!アタシパレパレ坊主☆
 是音の魔法が暴走して学校が大変なことにッ
 校舎も壊れちゃったの!!
 どうしよう~~火弥呼先生たすけてぇ

 次回、魔女っこパレパレ坊主
 「悲しい記憶 是音の思い出」
 見てくれなきゃヤだよッ☆

 ○作品宣伝用CM②

 次回『シーマン王』
 「鶉(黄色)は陰陽師だった!!」
 「稔(緑色)も陰陽師だった!!」
 「杏ちゃん(橙色)は産まれた時はオトコだった!!」
 の特別三本立てだよ!!
 見ないと空気イス50本!!

 ○作品宣伝用CMその③

 生き抜くため、青子からだされる難問を
 幾度となくこなしてゆくAI。
 そして最終関門、青子から最後の指令が出る。
 「アパラチア山脈付近の河川で井戸村咲と、
  楽しく楽しくマイムマイムを踊れ」
 AI「……………」
 次回『逃げるな井戸村咲!俺と踊れ――――!!』
 



 ……

 ネタです。お問い合わせは遠慮しておきます。最後のほうは妥協の連続だった。


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Posted by ねたろう at 02:00│Comments(0)日常
 
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