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Posted by TI-DA at

2006年03月26日

ゾイドジェネシス:「再生」


 無闇に燃えてしまう、それが最終回というものよ。

 えー、遂に完結してしまったゾイドジェネシス。先週のしょぼーんとした展開も、最終回直前にはほとぼりが冷めるというもので、むしろ熱い戦斗機動を期待して視聴に臨めたわけですが。

 うん、最終話にして素晴らしい戦斗機動フェスティバル。

 最終回補正が働いているせいか、いままで撃破シーンを描かれることの少なかったゾイドたちが惜し気もなく破壊されていく。「どうせ撃破されないぜ……」という密かな安心感に守られていた画面内が、にわかにキャラクターの死を肌で感じられるような緊迫した戦場へ。いままでの撃破シーンが妙に安っぽかったせいか、本日の戦斗機動はこれまで以上に臨場感を覚えることができました。

 ムラサメの「奇跡」も、実は「奇跡」ではなかったので一安心。

 最終回にしてエヴォルトの秘密が明かされた……というか、一応の説明づけはなされました。説明があるだけでも「奇跡」のイメージは一気に払拭されるので、これは「何とか幻滅を回避してくれた」という感謝の気持ちで一杯。

 そして最後の最後に、ゾイドの密かな「想い」を描いてくれた脚本家さんにありがとう。

 とうとう明かされた、ルージくんがムラサメを操れた理由。……満足されない方も多々いらっしゃっると思いますが、私は正直嬉しかったです。ゾイドジェネシスにおいて、ゾイドはまるで道具のような扱いでしたからね。一見、冷ややかな存在のように思えて、その本質は少なからず人と同じ「想い」を秘めた生き物……ゾイドのそうした側面がもっと語られれば! 最後にやってくれたよ、脚本家さん。人の想いを裏切らない、それがゾイドの素敵なところ。

 ザイリン閣下は、ライバル格として役割を全うしてくれましたので、まあ。

 画像レビューをしたくても、鬼のような春期講習中にしてそれは叶わず。なので今日は私的に重要ポイントだけをさらってみました。ネタバレの嫌疑がかけられなくなる二日後くらいに、画像乱用レビューを敢行致しましょう。……受験生って辛いよ。
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Posted by ねたろう at 11:42Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年03月19日

ゾイドジェネシス:「決戦」


 今回の話を端的にいい表わすなら……しょぼーん。


 「ラ・カン、消息知れず」との報告を受け、思わず筆を取る手がわなないてしまうダ・ジンさん。

 トラフの皆さんも、沈鬱な面差しを辞せない様子。とりあえず「前に進みましょう」と切り出したルージくんのもと、ディガルド討伐軍は「ジーン討伐軍」と名を変えて、今後の作戦を展開していくことに。ガーシュで敢行した中継が功を奏したか、ディガルド軍の6割が反旗を翻し、3割が煮え切らぬまま決起を保留、1割が依然として討伐軍に徹底抗戦の意志を示しているとか。

 トラフに駆けつけたダ・ジンさんにしてみれば、ルージくんが討伐軍の長として兵士たちに認められるか心配らしい。ご尤も。

 ハラヤードでラージさんがもらした台詞は、何気なしにオジサマ生還フラグと見なしていいのか。
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Posted by ねたろう at 23:47Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年03月12日

ゾイドジェネシス:「神の雷」


 うわー、嘘だ。午前午後と部活に駆り出され、やっと帰宅して録画したのを見てみれば……


 ジーン陛下、ディグのジェネレータを破壊。

 「ソラが滅んだいま、死んだジェネレータなど目障りなだけ」ということで取り壊しになったらしい。陛下の背後で「なんということを……!!」と嘆いているお二方は、ララダ陛下の側近だった人たち……消されてなかったのか。ララダ陛下の持病について知り及んでいた人間は、すっかり抹消されたものと思ってましたよ。キャラの使い回しが渋いなぁ、ゾイドジェネシス。良い傾向だ。

 なぜ、首都のジェネレータは機能停止に陥ったんでしょうね。崩御寸前のララダ陛下は「私はソラノヒトとの友好に力を尽くしてきた。だからこそディグのジェネレータが死しても、お前を息子として受け入れたのだぞ!」とか叫んでいたような気がしますが。なぜにジーン陛下が養子になると、ジェネレータが動きを止めなくてはならないのか。役立たずのジェネレータを放置していたことも気になる。どうして、ソラが堕ちた途端に爆砕しはじめたのか……悩みは尽きず、迷いは果てなく。

 とりあえず金色(こんじき)の光が雲間から差し込む景観は相変わらずステッキー。
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Posted by ねたろう at 23:46Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年03月05日

ゾイドジェネシス:「決別」


 閣下祭。行動原理のファンタジーめいた裏付を抜きにして、普通にカッコよかった。


 「ディガルドは世界の下にあるが、世界は神の下にある……そして私は神だっ!!」という論法を呈しつつ、ディガルド軍の全土進撃を高らかに宣言してる武帝陛下。肖像の画風がやたらと煩い。小悪党っぽいキャラデザの上に、電波な発言、そして何気なしに拳を握って声を張り上げてる構図はいつしかの使い回しですが、いまのところ陛下の優勢は揺るぎがたいのでまあ。

 相変わらずサンタ服のフェルミさん。今日は作画が妙に大人しい。

 武帝陛下の「神発言」に否応でも退き気味のゴザイル大佐&部下らしき人(「ゴザイルって誰?」という人は、メガラプトルに乗ってた妙にカッコいいオールバック男児を連想すれば完璧)。そこに回廊の向こう側から、ガシャン、ガシャンと露骨な足音を立てつつ近づいてくる物影が。それに対して「貴方は……」と静かに驚きを呈しているゴザイル大佐。その義手に、濃緑の軍服、そしてディガルド士官から「貴方は」と密かに敬意を表されてる人物。――まさか。

 機械化フラグ、オオアタリ……
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Posted by ねたろう at 23:05Comments(2)ゾイドジェネシス

2006年02月26日

ゾイドジェネシス:「瓦解」


 どうでもいいけど、「瓦解」というより「崩壊」だったと思う。なんか手に汗握りましたぜ。


 セイジュウロウ師匠復活。ルージくんと一緒に二人だけ駆け出しちゃったコトナさんは、こういう些細なところでフラグの裏付に余念がない。部下が騒乱罪の容疑で逮捕されたにも関らず、気丈に振る舞っていたパラ部長でしたが、ルージくんに「ロンは一緒に帰れるんですか?」と尋ねられて苦しげな様子。……その物言わぬ背中が多くを語る。

 フェルミさん、ソラシティーに接近。それを受けて、ソラ側では緊急会議が召集されたらしい。なんか、いまさら議員集めたところで間に合うような距離じゃない気がするんですが。

 相変わらず、フェルミさんは作画の不安定ぶりがカオスですな。
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Posted by ねたろう at 22:42Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年02月19日

ゾイドジェネシス:「遺産」


 ソラシティーのハイテク技術が明るみにされた回。そしてザイリン閣下のフルネームも。


 先週の続きから。フェルミさんのグイ部隊に追われているギルドラゴン。「まだ憑いてくるよ!」と半ば呆れてるソウタくんの傍らで、「しつこい女って大っ嫌い!」と吐き捨てたコトナさん。……オジサマに猛進したゲオルグといい、ルージくんに固執するザイリン閣下といい、バイオ四天王には何気なしに粘着系の人が多い。

 ギルドラゴンのブリッジの描画が先週よりステッキーに。床に彫られた古代文字とか。

 前方から、パラ部長のデカルトドラゴンが助太刀に参上。……というか、単機でグイ部隊を追っ払ってるし。恐るべし部長、というかデカルトドラゴン。でもパイオプテラの火球についてもつくづく思わされることですが、あんな反動の大きい砲塔をぶっ放したら、空戦機はたちまち失速して墜落は免れない……いや、むしろここは「マグネッサーは偉大である」と解釈すべきなのか。

 本当に師匠が死にそうです。「セイジュウロウさん!!」と、ルージくんも師匠を現世に呼び戻すことに必死ですが、そんな彼の健闘を嘲笑うかのように天から光の梯子が……

 セイジュウロウ師匠は天に召されました。

 ……瞬間、真面目にそう思わされたんですけど。ソラシティーは存在自体が罪ですね。
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Posted by ねたろう at 23:32Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年02月12日

ゾイドジェネシス:「離陸」


 ザイリン閣下、カミングアウト。ここにきて、ようやくライバル補正が顕れはじめました。


 討伐軍がアイアンロックを襲撃。

 先週は周りに頼りがいのありそうな支援役がいなかったので、サーミックバーストの発動を断念したガボールさんでしたが、今週は初っ端から殺る気マンマン。地表が赤熱し、あまりの熱量にメガラプトルが溶け落ちていく……しかし過熱した地面の合間を縫うように、後続隊が次々と溶岩地帯を突破。普通に隙だらけなサーミックバースト。とりあえずダンブルさんにバトンタッチしたガボールさん、今日はこれで出番お終い。

 ケーニッヒMK2のリーオ製弾頭を、文字通り口腔内に喰らったバイオラプターが……三枚卸しに。体内で炸裂でもしたんだろうか? とりあえずケーニッヒのスナイパーライフルにも、モルガのグランドキャノンにも込められるリーオ製弾頭は、相当数のバリエーションを用意していたらしい。つまり、一弾種あたりの数量はかなり限られてる…… 何気なしに優位はつかの間だぞ、討伐軍。

 ソウタくんの乗機はハウンドソルジャーじゃなかった! しかも、宛がわれたのは性懲りもなくランスタッグだし。目立たないところで、右肩の槍がバイオケントロの大角に据えかえられてはいますが。さらに気休め程度にケントロカラー。でも、何というか……カノンフォートとハウンドソルジャーを再販したのは冷かしですか? と訴えたくなるこの仕打ち。別に出てこなくても構いませんが。

 そしてコトナ&ラ・カン&ルージ組は、その混乱に乗じてアイアンロックへ潜入することに。
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Posted by ねたろう at 23:32Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年02月05日

ゾイドジェネシス:「鍵」


 ザイリン閣下、生存表明。なんでそんなに登場がつなぎ的なの?


 ガボールさん、いまこそ押し寄せる敵の大軍勢にサーミックバーストをお見舞いして、世のチビッコたちの人気を釘づけにするときですよ! ……しかし繰り出したところで敵を全滅させられるわけもなく、実際にサーミックバーストを放ったらブラストルタイガーが一時的な機能停止に陥ってしまう=逃げ遅れてしまうので、「みんな、逃げろ!」と叫びつつ撤退命令を下すことにしたガボールさん。

 賢明な判断だ。彼岸の恋人に拝ませてやりたいほど。

 やっぱりディガルド軍に押し返されてきた討伐軍。各地で反撃に転じたディガルド軍に対して、解放区に駐屯していた討伐軍は物量ではるかに及びません。広げた解放区を守るには、明らかに戦力が足りなさ過ぎた……だから、あれほど無闇な戦線拡大は(以下略)。

 ディガルドの再侵攻を受けた村では、きっと肩身の狭かったディガルド派の村人が「あいつら討伐軍に解放されて、意気揚々としてましたぜ」と密告の嵐をかまして、それを聞いたディガルドの兵士たちによって反ディガルド派の村人たちは一斉検挙。彼らは重い労役を課せられるか、あるいは冷たい銃口を突きつけられて……血塗られた惨劇だなぁ。

 実は「○鮮戦争」をほのかに暗示していたゾイドジェネシス。嘘。
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Posted by ねたろう at 23:38Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年01月29日

ゾイドジェネシス:「密会」


 レ・ミィ嬢の浮気問題が解決する回。嘘。とりあえず伏線を回収するための閑話。


 また村を開放した討伐軍。だから無闇な戦線拡大は危ういって。

 元ゲリラのリーダーだっただけに、勝利宣言が板につくガラガ。ルージくんがセイジュウロウ師匠と一緒にそれを見守っております。しかし、その疲れ気味の顔は大丈夫か? ……と思うや否や、クラッと眩暈に襲われて、傍らの師匠に受け止められるルージくん。心配する師匠に「大丈夫です」と気丈に振る舞うルージくんでしたが、その頬に伝う玉のような汗は隠せない。

 冥府の扉が見えてるよ。
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Posted by ねたろう at 23:56Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年01月22日

ゾイドジェネシス:「政変」


 明らかにつなぎの話。心なしか、レ・ミィ嬢の良作画が頻発。


 ララダ皇帝陛下の寝室。ここで衝撃の新事実が……!!

 「……ソラノヒトたちと親密な関係を築くために、お前を息子として受け入れたのだ」

 なんと、大将閣下はソラノヒトだった!?

 バイオラプター・グイの開発成功にかこつけて、ソラノヒトたちから決別しようといい出す大将閣下。ソラノヒトたちにはまだ利用価値があるとするララダ陛下が、それを許すはずがありません。しかし「これからは私の時代……父上にはゆっくり静養して頂く」と意味深な言葉を残しつつ背中を向けた息子に対して、「貴様っ!!」と陛下が激昂したところ……

 それが体に障ったのか、咳き込みながらあっけなく崩御される皇帝陛下。

 そんなに危なげな容態だったのか。とりあえず父が卒倒したのを平然と無視して部屋を後にした大将閣下、退室してから「誰かいないか! 父上が! 父上が!!」と、もっともらしく助けを呼んでおります。

 毒でも盛ったんだろうか。
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Posted by ねたろう at 23:09Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年01月15日

ゾイドジェネシス:「バイオ粒子砲」


 楽しかったですねぇ。ザイリン閣下が。


 えー、トラフに向け進軍中の少将閣下。このバラに稲妻は、閣下のパーソナルマーク? バラが月桂樹だったら、某共和国の国旗になりかねませんな。さらに背景に世界地図があればカンペキ。いや、この稲妻は明らかに流用でしょう。

 ヴォルケーノの心労が祟ったか、肘をついて息切れ気味の少将閣下。傍らで、副官らしき人がそれを心配そうに見守っています。後ろにかけられているのはディガルド軍の軍旗ですね。先週、誰かに踏まれてた。

 「大丈夫なの? ザイリン」と首都でフェルミさんが大将閣下に尋ねていましたが、「彼は自分の好きなようにやっている。結果がどうあれ、彼は満足するだろう……たとえそれが、“死”だったとしても」とジーン閣下がけしからん発言を。それを聞いて愉快そうなフェルミさんが甚だ許しがたいですが、とりあえずザイリン閣下が捨て駒に成り下がったのは決定事項らしい。

 死亡フラグ、燦然と点灯中。
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Posted by ねたろう at 23:55Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年01月08日

ゾイドジェネシス:「入城」


 新年一発目は、中々楽しめましたぞ。むしろ来週が……閣下、閣下、閣下!


 先週までのあらすじ。ラプター・グイの駐留地たるトラフを落とすべく、リーオ製の武器を装備したゾイドで突撃部隊を編成するルージ一行。子連れバンブリアンの3倍武装が功を奏し、滑走路を炎上させることに成功したルージ一行は、調子に乗って悪相少将ボラー先生との最終対決に臨むべく、激しい火線の中、トラフへ至る一本道を直走るのでした。

 ということで、冒頭は「激しい火線……」云々のあたりから。いきなりルージくんがハヤテライガーにエヴォルト。よかった、ハヤテ忘れられてなくて。そのまま閉まりつつある南門に全速力で突撃します。それに追従するランスタッグ諸々のゾイドは、いつからそんなにスピードアップしたのか。しかし、無情にも封鎖されてしまう南門。ひいては基地の砲門から鉄の暴風が。オジサマが「これでは門を突破できんぞ」ということで、いったん撤退して体勢を立て直すことに。

 ああ、せっかくの息を呑む展開が……
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Posted by ねたろう at 23:55Comments(0)ゾイドジェネシス

2006年01月01日

「ゾイドジェネシス」:心持を語る試み


 ゾイドジェネシスお休み。まあ、私の記憶する限り、年末年始の縛りなく放映されたアニメはピンクボールくらいでしたが。毎週レビューに明け暮れているので、こういう機会はあまりなかったのですが、今日はこのブログにおけるジェネシスレビューの方向性を言明してみようと思います。

 基本的に、物語について感想は書かない。

 なぜなら、ゾイドにおける至上の物語はゾイドバトルストーリーだから。アニメがどんなに頑張ってくれたって、バトルストーリー以上の感動を得ることはできない。私はそう信じてる、というよりあきらめてるから。自分は「(ゾイドに関して)いいストーリーを体感したかったら、バトスト読んでろ」と考えてる人なので、脚本に関してはあまり拘泥しません。あまりに「嫌だ……」と萎えるけど。ソウタくんの記憶喪失の処理の仕方とか。ザイリン閣下との決着までのエピソードとか。きっと、幻滅するような結末を迎えるんだろう。そんな予感がせずにはいられない、この心境の嘆かわしさを誰かわかって。

 別に、ルージくんがどう成長したっていいわけですよ。ジェネシスが何を物語っても構わないわけですよ。バトストの方がすごいから。……なので、私はジェネシスの脚本については何もいうまい。ただ、話に筋が通っていればそれでよろしい。このレビューでは無駄にストーリーに関する語りは行いません。むしろ、アニメにはバトストにはできないことをして欲しい、と。

 すなわち、ゾイドの“動き”の表現。

 私がジェネシスを視聴する八割方の理由はこれです。だから、先週みたいに「ルージ一行、こんなに強かったっけぇ?」と思えるような戦斗機動は大歓迎です。もっと、ドーンとこーい、ドーンと。大体、アニメの真髄といったら動きでしょ。アニメは動画ですもん。“動き”がよければ何でもいいよ。バトストは静止画だから、どうしてもゾイドの生体機動を伝えることは不可能。文章中でも、多数VS多数の動きを熱情的に伝えることは難しい。だから、アニメにはそういう方向を担当して欲しいなぁ、と。ゾイドは生き物だからね。“動き”の表現は、決して欠かすことのできない命題ですよ。

 だから、このレビューでは戦斗機動に関する評価は欠かしません。幸い、ゾイドのCGは日本昔話風の作画とは無縁ですから、安心して見れますしね。……でも、自分がジェネシス視聴者になった要因って、実は「このアニメ、作画キレイだなぁ」と思ったからなんですよね。キャラクターデザインにも品を感じるし、素敵なオジサマも多いことだし。残念ながら、第四話から見ましたけどね。――あるいは、それが決定的だったのか

 基本的に、作画は気にしない方向ですが。日本昔話風さえ出てこなければ。

 あと、未視聴者の人がジェネシスを見てくれるようになったらいいなぁ、と。

 見てくれなきゃ、何にもはじまらないからね。廃れつつあるゾイド業界に、いま一度春風を! ということで、私はゾイドジェネシスを応援します。頑張って、画像を使います。面白がってくれるように、文章には一部の虚構を織り交ぜます。いや、嘘です。前言は断じてあり得ません、コホン。

 感想を書くと、どうしても内輪ネタになりがちだからねぇ……だからって、ストーリーをいちいちレビューするのも大変だし、ぶっちゃけネタバレっぽいけど、ジェネシスを知らない人が何気なしに見てくれたら……そのクセ、このブログは宣伝活動を怠っているという作者の志の矛盾ぶり。いや、やっぱりジェネシスの視聴者が、リプレイ小説を読むような雰囲気で楽しんでくれたらいうことないね。「多くを望まない。高くを望まない。自分である限り明日はある」と小田さんも歌ってることですし。

 最後に。ザイリン閣下、もっと出てきて。私がジェネシスを見続ける、残り二割の要因がこれ。
  


Posted by ねたろう at 23:49Comments(0)ゾイドジェネシス

2005年12月25日

ゾイドジェネシス:「突撃」


 久しぶりの画像つきレビュー。よって、気合入りまくり。「霧の河」以来の大山場のヨカーン。


 えー、最初、うじゃうじゃいるからモルガだと思ったんですけど。バイオラプターでしたね。そんでもって、対峙するのは大将閣下のバイオティラノですね。ティラノが火球を放ちましたね。瞬間、素晴らしい日本晴れだなぁ、と。ラプターの大群がこんがり小麦色ですね……って、味方倒してどうすんだよ。

 いや、普通、軍では友軍機を使った実戦テストは行わない……と、『○甲夢路』というサイトに書いてあったような気がする。いや、私の小説内でもPKの人がバリバリ友軍のゾイド使ってOS搭載機のテストしようとしてますけど、それはいっそのこと棚に上げといて、やっぱりこれは見る人が見たらリアリティを損ねるものだなぁ、と。いや、これで幻滅する視聴者はまずいないと思いますが。

 ラプターの大群を○神兵のごとくなぎ払って、ちょっと満足そうな大将閣下。傍らで部下が何やら読み上げております。いわく、「フェルミ大佐から入電。ズーリへの無差別爆撃は大成功」だそうな。それを聞いた大将閣下、不敵な笑みを浮かべつつ「私のいう通りになりましたぞ、ソラノヒトたち」と、至極愉快そう……

 その顔はヤメレ、大将閣下。
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Posted by ねたろう at 23:54Comments(0)ゾイドジェネシス

2005年12月18日

ゾイドジェネシス:「奇襲」、「ほころび」、「襲来」


 ネットがつながっていなかったので、ジェネシスレビューが大分怠られてしまいました。……ということで、ここ三週分のジェネシスを箇条書きでピンポイントレビュー。要点だけを書き込みます。「ネットつながったんなら、今日の分はちゃんとレビューできるだろう」って、小説書いてるからマジで時間ないんです、マジで。明日上げるよ。

「奇襲」
 ・ルージくんがディグへの直接攻撃を立案。「重要なのは首都を攻撃したという事実です」。
 ・通商連合の長殿からもらったタ○ンページが大活躍。
 ・フェルミさん。「面白いオモチャだったんだけどなぁ~」。ソウタくん、死亡確定か?
 ・「ずいぶん来たのね」。「ですね~、コトナさん」。洒落のつもり?
 ・バンブリアン突入。「派手にやらせてもらうよ……」。ロン先生、カッコよ過ぎ。
 ・「この事態、ダッタには荷が重い」。皇帝陛下の名前はダッタだったらしい。微妙。
 ・バイオラプター・グイの生産工場を発見。天の人たちが焦ってるよ。ざまーみさらせ。
 ・バイオティラノ登場。製品サイズだと興ざめだが、アニメサイズだとグッド。一昔前のジェノを彷彿。
 ・「ムラサメの大刀が効かない!?」
 ・セイジュウロウ師匠! やけに残像が多いけど、しっかりティラノに叩きのめされる。
 ・ガラガ、奥の手を仕損じる。むしろ、そこはやってくれた方が燃えた。
 ・レインボージャークは飛行中に尾羽展開可能。というか、パラグライズやったの一回だけじゃ。
 ・ティ・ゼさん。「ルージ、見せてやる。――これがサーミックバーストだっ!!」。キタァァアア!!
 ・「ルージくんは、私が倒すしかないようだな」。閣下、とりあえず生存表明。

 総評:いきなり首都を攻撃しちゃうのか……ステッキーな作戦ですね。まあ、首都を落とすのが主たる目的ではなく、ディガルド討伐軍の名誉挽回を目指したものですが。仲間が増えたらいいね、ということで。まあ、つなぎの話としてはそこそこの出来だったような。

「ほころび」
 ・「ラ・カン殿の手土産に丁度よいな……」。「ふん、ジーンへの手土産にもならん」。弱肉強食。
 ・ズーリの民たちが反発。エレベーターが降りてこないので、街に入れない討伐軍の面々。
 ・ガラガが再三呼んでも降りてこないが、ミィ嬢の一声で降りてくるエレベーター。流石、姫様。
 ・ミィ嬢、ご入浴、ご洋服、お食事の三点セットに敗れる。……いいのか、姫様!
 ・「地上から入るのは大変だけど、空からはこんなに簡単に入れるんだ……」
 ・「お風呂や洋服や食事で誤魔化そうったって、そうはいかないわよぉ~」。
  「しっかり誤魔化されてたじゃないですかぁ~」。……ご尤も。
 ・ギダ藩の再興を望むズーリの民と、元藩主たるラ・カンの間で板ばさみになるダ・ジンさん。
 ・こうなったら、ルージくんと決闘だ!!
 ・ランスタッグの新たな戦斗機動が発覚。ダ・ジンさん、明らかにレ・ミィ嬢より強い。
 ・五月雨突きじゃ! カウンターじゃ! 棒高跳びじゃ!
 ・相変わらず、いきなりエヴォルトするムゲンライガー。エヴォルトシーンは未完成の予感。
 ・「キダ藩の継承者、レ・ミィの名において、勝手に死ぬことは許しません!」。カッコよ過ぎ。
 ・というか、わざわざ礼服に着替えてる余裕はあったのか?
 ・あー、ソウタくんの生存確認。いつの間にやら乞食ルックス。
 ・「イナゴもどきの群かぁ?」

 総評:ダ・ジンさんの戦斗機動に惚れた。素晴らしい。ぶっちゃけると、キダ藩で最強の人じゃないか? 毅然としたレ・ミィ嬢も、日頃があれだから中々感慨深いものがあった。全体的にはダ・ジンさんの葛藤もよく描写されていて、中々完成度の高い作品だったと思うのですが。

「襲来」
 ・デカルトドラゴン登場。まあ、登場しただけ。
 ・天空人がバイオラプター・グイの破棄を要求。しかし、大将閣下の方が一枚上手だったようで。
 ・「バイオプテラの推進装置の設計図を寄越したのは誰だったかな?」。フェルミさん、天空人?
 ・「こんなものが、実戦に投入されるとは……」。夜空を背景にしたボラー先生。渋顔ドアップ。
 ・ズーリの城が無情にも崩れ去っていく。無差別爆撃強し。
 ・ガボールさんが気絶していたソウタくんを救出? あー、どうなっちゃうんでしょうねえ……
 ・コトナさんに空飛ぶバイオゾイドの行方を追跡してもらっておいたルージくん。
 ・「きっと、トラフからぎりぎりでズーリまで往復できる距離なんですよ」。ミリタリ的な台詞だなぁ。
 ・地下に避難したズーリの人たち。爆撃で亡くなった人たちを、ちゃんと描写してるところが誠実。
 ・ソウタくん、記憶喪失。んな、バカナァァアア!!
 ・そうとは知らぬレ・ミィ嬢。ルージくんがガボールさんに浮気してたので、自分もソウタくんに浮気。
 ・でも、「銀ちゃん」って呼び名はどうかと思うんです、姫様。
 ・コトナさん、ソウタくんと面識があります。ばれちゃった。
 ・ソウタくんの作画がヤヴァイ。
 ・「ここは何処!?」といいつつ、逃げ出すソウタくん。ダンブルさんが意味深な台詞を……
 ・ソウタくん、デッドリーコングを強奪。「帰らなきゃ……でも、僕はどこに帰ればいいのっ!?」
 ・コングの前に立ちふさがるレ・ミィ嬢。それを見て、フェルミさんと面影が重なるソウタくん。
 ・「――お姉ちゃん!!」。な、な、な、なんですとぉぉぉぉぉおおおおおっっっ!!!!
 ・フェルミ=ママン姉。ソウタ=弟。銀の首飾りと相まって、二人とも天空人と推定。
 ・ムラサメを見て、「僕は、お前が嫌いだぁぁああ!!」。……作画がヤヴァイですって。
 ・ムゲンライガーで取り押さえるルージくん。しかし、ズーリの人たちが「ディガルド殺せ!」発言。
 ・ダンブルさん、騒ぎを遠方から望む。この人はどうしてこんなに達観めいているんだ!
 ・憎しみを描写するゾイドジェネシス。戦争の基本的なところは、すべて抑えるつもりのようで。
 ・ルージくんが皆を説得。運ばれるソウタくん。「こんな子供が、ディガルドなのか……」。
 ・敵兵の情報的価値を語るロン先生に、ルージくんが「そんなつもりで助けたんじゃありません」。
 ・レ・ミィ嬢。「ディガルドは嫌いよ……でも、敵だから殺そうって考え方は、もっと嫌い」。

 総評:作画がヤヴァイ。記憶喪失のソウタくんもさることながら、ラストシーンが日本昔話チックだったのは痛いかと思う。明らかに、そこは力を入れるべきです。折角、いいシーンだったのに……だって、涙が渦巻きって何だよ。まあ、あとはフェルミさんとソウタくんの姉弟関係に驚愕? あと、ディガルド側にギル・ドラゴンが一体いるらしいですね。それと、いままで何とか生存表明を続けてきたザイリン閣下がとうとう消え失せた。正直、私としては萎える。早くルージくんと世にも素晴らしい戦斗機動を繰り広げて頂きたい。あと、やっぱり機械化ゲオルグを引き連れて、最終局面で「バイオ四天王、推参!」と四人揃って出てきて欲しい。四天王であるからには、四人揃わないと視聴者を裏切ることになりますぜ。……でも、まあ、私的に今回の話は好きでした。でも、「銀ちゃん」だけはやめて、やめてくれぇ、姫様!

 次回「突撃」。ザイリン閣下カムバーック!!  


Posted by ねたろう at 23:45Comments(0)ゾイドジェネシス

2005年11月27日

ゾイドジェネシス:「強襲」


 今回の話を端的にいい表わすなら……ここ最近の好調ぶりを見事に裏切る、形式と内容の共倒れっぷり。


 ズーリに侵攻しようとするディガルド軍。画面右上に表示されてる「字幕放送」が哀愁漂う。

 ディガルド軍の移動砲台って、『アインハンダー』に出てくるホ○二ッセを彷彿とさせるんですが。両者の決定的な差は、後者が「命中率が低いため、実用よりも敵に与える心理的効果を目的」としているのに対し、前者の方は大威力の砲弾がつぎつぎと敵拠点に吸い込まれていくといったところでしょうか。まあ、ホ○二ッセは列車砲だし……

 皆さん! 巨○兵が出てきましたよっ!!

 何だよ、あの大火力のレーザー砲は……怒涛のごとく押し寄せてくるバイオラプターが、つぎつぎと薙ぎ払われていく。まさに「モルガ=○蟲」の役回りに甘んじてるバイオラプター部隊。ズーリの防衛能力は、なんだか凄いところでハイテック。「その程度の戦力では、落とせぬとわかっていように……」とはダ・ジンさんの言。青白い後光のおかげで、渋顔率2割増。

 対するボラー少将もワンダフル渋面。何気なしにロングな登場スパンを誇る先生、双眼鏡で戦場を眺めつつ、重々しい間を置きながら「……撤退だ」の一言。

 もう、ここはオジサマの園か何かですか?
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Posted by ねたろう at 22:23Comments(0)ゾイドジェネシス

2005年11月20日

ゾイドジェネシス:「予兆」


 今日は、ソウタくんがよく頑張った。ちょっとキモかったけど。


 焚き火の前で落ち込んでいるところをレ・ミィ嬢に発見されて、「見張りのくせに……」と怒られるルージくん。「もう考えるのはよしなさいよ!」というミィ嬢に、「でも、ロンは大切なバンブリアンを……俺のせいで……」ともらすルージくん。その鬱々フィールドの展開ぶりに、思わず引き気味なレ・ミィ嬢。「気にしない、気にしない。あれは、僕が僕の判断でやったことさ。君が責任を感じる必要はない」といいつつ、向こう側から歩いてきたロン先生を助け舟にして、「ほら、ロンもこういってるじゃない。それに、落ち込んで暗い顔してるなんて、アナタ、ぜーんぜん似合ってないんだから」というレ・ミィ嬢。

 いや、ここ最近、バリバリ板についてるけどね。

 (……とはいうものの、自分のゾイドを失っておいて、この余裕……ロン・マンガン――いったい何者?)と、注意深い眼差しを送るレ・ミィ嬢。その直後、彼女の両眼が獲物を丸焼きにしそうな勢いで爛々と輝いたような気がしましたが、ロン先生は前回本当に丸焼きになりかけたので許してあげましょう。

 「ちょっと野暮用が」ということで、テキトの街にいくことをちびっ子たちに進言するロン先生。「オジサマたちとも合流できるかも知れないし」と嬉々として賛成するレ・ミィ嬢でしたが、そんな彼らをよそにロン先生が「してやったり」といいたげに妖しげな微笑を……ああ、やっぱりこの人はそういう人なのか。裏切りそうでいて、実は仲間のために一番大きな仕事をしている人。
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Posted by ねたろう at 22:02Comments(0)ゾイドジェネシス

2005年11月15日

ゾイドジェネシス:「ソラノヒト」


※11月13日にアップする予定でしたが、時間がなかったので翌々日に。
※本文は当日のままなので、「今日」って書いてたら11月13日のことだと思って下さい(ぉ)。

 盲腸で入院してたので、先週分のレビューはお休みということで。……いや、録画してもらったの見たけどね。ザイリン閣下が出てこないと本当につまらなくて。別に、先週の話はレビューするほどのものでもないし。……要は、故・荒法師の恋人が仲間になりました。お終い。

 先週、量産型メガラプトルに乗ってロン先生の噛ませ犬にされた司令官殿が、ザイリン少将の来訪に「まさか、こんな田舎の基地までおいで下さるとは……」と恐縮しております。早速、少将閣下にルージ一行の消息を報告する司令官殿。要はグスタフのコンテナに隠れて、ディガルド軍が検問を張る前に戦闘区域から離脱したわけですが、それを最低限の情報から見抜いてみせた少将閣下に大仰に反応してみせる司令官殿。こやつ、今日も引き立て役か。とりあえず、首都ディグまで無線をつなげるように指示する少将閣下でしたが、司令官殿が戸惑いつつ「しかし、今日は……」。それを聞いて感づいた少将閣下、「そうか、今日は定例の御前会議か……」。

 御前会議なんて、なんて朝廷チックなことをやっているんだ、首都のお偉方は。


 ということで、御前会議をやっている首都のお偉方。

 とうとう、バイオティラノが出てきましたな。やっぱり、あれは大将閣下の乗機だったのね。「準備整いました、父上」と、会議室に入ってくる大将閣下。ということは、この老人がディガルド武国の皇帝陛下か。中々、ステッキーなオジサマですな。持病の咳を連発しつつ、玉座の後方の自画像にそっと手を置く皇帝陛下。すると、自画像が上方にせり上がって、奥に秘密の通路が……さらに、エレベーターで宮廷(?)の最上部まで移動しつつ、そこで色物コスチュームを身にまとった怪しさ全開三人組とコンタクト。

 どうやら、彼らが噂のソラノヒトらしい。ディガルド武国は、彼らにレッゲルを納めることで、その技術の断片を分け与えられているようで。だから、バイオゾイドの流体装甲を開発できたり、一般兵にあんな奇妙なハニワの格好をさせることができたり、ディガルド国外では実用化されていない無線機が普及してたりするわけですな。さらに、ジェネレーターを求めて各地に侵攻していたことも、彼らに納めるレッゲルを確保するためと理由づけられる……なるほど。これで納得。

 ……するわけないだろ。

 なんか、この三人の登場で雲行きが怪しくなってきたゾイドジェネシス。最後はソラノヒトと決戦なのか? なーんだーかなぁー。にわかに世界観がパラレルワールドめいて……
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Posted by ねたろう at 19:11Comments(0)ゾイドジェネシス

2005年10月30日

ゾイドジェネシス:「魔物の森」


 開始早々、レ・ミィ嬢に薙ぎ払われるルージくんが憐れだった。


 なんてステッキーな紅月なんだっ!!

 と、いきなり風景描写に感動しつつ、画像もいつもより大き目かつピンポイントな私。いや、30分アニメにしてはなかなか風情のある一枚ではないか……とりあえず、今回の主役はガラガ&セイジュウロウ組。いつもは寡黙なセイジュウロウ師匠ですが、ガラガと二人きりなので自ずと口数も増えることに。たとえば―――「馬鹿め」とか。

 タイトル通り、「魔物の森」なるところへ訪れた二人。ここには、セイジュウロウの故郷「カグラック」のゾイド大会で15連覇を達成したケーニッヒウルフを駆るダンブルなる人物が隠居しているとか。……いや、「史上最強のゾイドの乗り」と謳われたセイジュウロウ師匠でさえ10連覇だったはずなのに、15連覇って何ですか、15連覇って。ずいぶん昔の人のようですが……師匠も面識はないらしい。

 森に突入した途端、EDのラ・カン小父様よろしく奇妙な舞を踊りはじめるデッドリーコング。ソウルタイガーはネコ科だけに招き猫っぽい舞踊を……どうやら、製作班の人たちはずいぶんと肩の力が抜けてきたようで。
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Posted by ねたろう at 23:02Comments(0)ゾイドジェネシス

2005年10月23日

ゾイドジェネシス:「秘密」


 ザイリン閣下が出てこないので燃えない。
 

 怪しげな下水道めいたところを一人の少女が直走っております。後ろに、クルックーがいるのでコトナさんと推定。その後、謎の女性による「コトナ戻ってこい」コールが。予想的中。しかし、鉄製の足場から降り立ったコトナさんの背後から、いきなり貫殺飛○無が! それが愛しのクルックーに直撃。動揺するコトナさんのさらに背後から、ポン刀を持った謎の少女が彼女に斬りかかってきます! 斬撃。悲鳴。そのまま、L○Lの海に沈み込んでいくコトナさん。しかし、その下にはレインボージャークが……

 いや、ポン刀を持った少女、カッコよすぎ。

 そんな悪夢から目覚めたコトナさん、現在はラ・カンとペアを組んで行動中です。

 一方、前回ヴォルケーノの襲撃にあったルージ&ミィ&ロン&愉快な仲間グループは、それなりに重症を負ったレ・ミィ嬢の療養中らしい。ふと、「ディガルドがゾイド製造の技術を有している」という話題になって、「ゾイドは掘り出されるものじゃなかったの?」と驚きを露にするルージくん。「詳しいことは、ラ・カンが上手く調べてくれる」といったロン先生ですが、ここで愉快な仲間たちが、彼らの向かったアイアン・ロックは「呪われた街」であると無責任発言

 公式ページにも書いてあったけど、どうやらそのアイアン・ロックはコトナさんの故郷のようで。
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Posted by ねたろう at 22:55Comments(0)ゾイドジェネシス